
ニュースでオウムの高橋容疑者が蒲田の漫画喫茶で逮捕と流れた。まさか蒲田とは。驚いた。
蒲田はなにかとよく行く街だ。うちから近く、池上線をよく利用するので、五反田か蒲田かといったら、やはり蒲田に行く。蒲田には手芸、工芸、文具の専門店ユザワヤの本店があるので、画材や手芸用品を買いによくいくのだ。駅ビルの東急やグランデュオに目的もなくふらりといったりする。あきあきしてるほど行く街だが、あきてもなお行ってしまう。気取らずに適当に時間がつぶせる感じがちょうどいいのだろう。東京に来る前も、それぞれの土地でそういう場所はあった。日常の延長のカジュアルな等身大の街。それが蒲田。たまに自由が丘にも行くが、あそこに行くときの気分は蒲田に行くときの感じとは全く違う。
そんななじみ深いところに容疑者がいたとは。蒲田には下町的な、歓楽街的な、雑多な、ドンキホーテ的な、おっさんの街的な部分があって、自分はそういう部分は全く興味もなく好きでもない。それでも蒲田に足が向いてしまうあたりが蒲田の魔力なのだろう。
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