
変な話の漫画を描いたりする。奇妙な世界の絵を描いたり、妙なことをつぶやいたり、大喜利したりする。
そんなだから、さぞ普段からおかしなことばかり考えているんでしょう?と聞かれたりするが、実は意外と何も考えていない。わりと考えないでブラブラ歩いていたり、過ごしたりしている。
仕事中は仕事のことしか考えない。現実の生活での悩みやストレスのほうがよっぽど頭の中を席巻していると思う。昔はもっと、どうでもいい非生産的なことをグダグダと考えては眠れぬ夜を過ごしたりしてた気もする。ある時からあえて考えないようにしているのかもしれない。
自分の場合、発想が働くときは突然か、何か入力があった場合。散歩していて急にふと何か思いついたりはするが、めったにない。多いのは人と、多くは嫁と、会話している中でのノリで即興で考える作り話が多い。一人だとなぜかそういうスイッチが入らないから不思議だ。大喜利でのボケの質よりもう一段階上の発想が会話のなかで生まれる。これは昔からそうで、なぜだろうといつも思う。
考えると自分は子供のころからよく嘘をつく子供だった気がする。何かと失敗をごまかそうと嘘をつくのだが、しょせんは子供のウソ。ことごとくバレる。しかし即興で嘘をつくという回路は頭のなかに出来上がってしまったようで、作文などは小学生のころから得意だった。
発想というか、それ以前の「ものごとのつじつまを適当にあわせる技」だが、それが自分の創作のベースにあることは間違いない。
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